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消費者向けAR(拡張現実)グラスを「RayNeo」ブランドで展開する「雷鳥創新(Thunderbird Innovation)」がこのほど、新たに数億元(数十億円超)を調達した。資金は次世代ARグラスの開発のほか、AI(人工知能)とARを組み合わせたエコシステムの構築に充てられる。
雷鳥創新は、中国家電大手のTCL科技集団(TCL Technology)傘下のTCL電子(TCLエレクトロニクス)が2021年にインキュベートした新興企業で、これまでに消費者向けARグラス「RayNeo Air」や「RayNeo Air 1S」などを発売している。
23年10月には、世界で初めて両眼フルカラーマイクロLED光導波路を採用したARグラス「RayNeo X2」を発表し、量産を開始した。同年12月には、大規模言語モデルを活用した自社開発のAIアシスタント「RayNeo AI」を発表。このほど立ち上げた「RayNeo AI Studio」は、世界初のAIとARを組み合わせた開発者プラットフォームで、ユーザーや開発者にノーコードの開発環境を提供する。
調査会社の洛図科技(Runto Technology)によると、雷鳥創新の23年の出荷台数は、中国市場でシェア37.4%を占めて1位となっている。同社は現在、海外市場の開拓を積極的に進めており、アマゾンなどの電子商取引(EC)プラットフォームに重点を置く一方で、米国や日本、オーストラリアなど複数の国で実店舗を展開している。
(36Kr Japan編集部)
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