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中国で今最も話題の人工知能(AI)スタートアップ「月之暗面(Moonshot AI)」が3月18日、大規模言語モデル(LLM)技術で再び飛躍的進歩を果たしたと発表した。同社が開発したAIチャットボット「Kimi」が 漢字200万文字を超える長文入力に対応できるようになり、同日中に内部テストを開始したという。
Kimiは、月之暗面が自社開発した1000億パラメータ級のLLMをベースとしており、2023年10月に発表された。当初から、コンシューマー向けのAIアシスタントとしては最高の漢字20万字の長文に対応可能で、利用したユーザーの多くから使いやすさで高い評価を受けていた。
今回、対応できる文字数が10倍の200万文字となったことで、より大量の長文タスクや複雑なタスクを理解し、新たな分野を迅速に学習できるようになった。
月之暗面は23年4月、「AI分野の天才少年」の呼び名で知られる楊植麟(Yang Zhilin)氏によって設立された。設立直後から多くの有名投資機関から出資を受けてており、直近のラウンドではアリババグループや紅杉中国(HongShan、旧セコイア・チャイナ)などから10億ドル(約1500億円)を調達し、評価額は約25億ドル(約3800億円)に達している。
*2024年3月21日のレート(1ドル=約151円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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