ホンハイ傘下の富士康工業互聯網、23年の純利益は過去最高更新

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電子機器の受託製造サービス(EMS)世界最大手の鴻海精密工業傘下の富士康工業互聯網(フォックスコン・インダストリアル・インターネット)がこのほど発表した2023年12月期決算は、売上高が前年比6.9%減の4763億4千万元(1元=約21円)、純利益が4.8%増の210億4千万元、非経常項目を除く純利益は9.8%増の202億1千万元だった。人工智能(AI)コンピューティング需要の着実な増加により、純利益は過去最高を更新した。

クラウドコンピューティング事業の売上高は1943億800万元。うちクラウド・ソリューション・プロバイダー(CSP)事業の割合が急上昇し、23年は5割近くを占めた。業界が注目するAIサーバーはクラウドコンピューティング事業の売上高に占める割合が約3割に高まり、好調な増勢を示した。

AIサーバーの出荷量は増加し続き、同社の新たな成長の原動力となっている。クラウドコンピューティング事業の売上総利益率は1.1ポイント上昇の5.1%になった。5.0%を超えたのは18年の上場以降初めて。

総じて見ると、23年の売上総利益率は初めて8.0%を突破し、上場以降の最高値となった。売上総利益率、営業利益率、純利益率はいずれも2桁の伸びを示した。

通信・モバイルネットワーク設備事業の売上高は2789億7600万元に上った。インダストリアル・インターネット(産業インターネット)事業の売上高は16億4600万元だった。

世界経済フォーラム(WEF)が23年12月14日に発表した「ライトハウス工場」の最新リストに、同社傘下のAIサーバー工場が選出された。AI技術を大量に導入し、生産効率の大幅な向上を達成したことによる。AIサーバー分野で世界初の「ライトハウス工場」であり、スマート製造分野におけるAIの応用がさらに拡大した。

同社は今後について、AIエコシステムの発展と応用を持続的に進め、世界における生産能力の配置を改善し、研究開発投資の充実を図り、新製品の開発、迅速な量産、世界への納品などで顧客の需要に着実に応えていくとした。(新華社北京)

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