テンセント、23年は売上高10%増の12.8兆円 海外向けゲームが伸びて事業の3割に

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テンセント、23年は売上高10%増の12.8兆円 海外向けゲームが伸びて事業の3割に

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中国ネット大手の騰訊控股(テンセント)は3月20日、2023年12月期決算を発表した。売上高は前の期比10%増の6090億元(約12兆8000億円)、売上総利益は23%増の2931億元(約6兆2000億円)だった。非国際会計基準(Non-IFRS)ベースでは、調整後利益が36%増の1617億元(約3兆4000億円)となり、純利益率は前の期の21%から27%に上昇した。

テンセントの馬化騰・最高経営責任者(CEO)は、2023年は当社の多くのプロダクトやサービスで画期的な進展があり、これらが質の高い収益源となって売上総利益の23%増を支えたと説明した。

具体的には、 SNSアプリ「微信(WeChat)」の動画機能「視頻号(WeChat Channel)」のユーザー総利用時間が倍増し、広告に特化した人工知能(AI)モデルを強化したことでターゲティング機能が大幅に向上した。また、海外向けゲーム事業の売上高が伸び、ゲーム事業全体に占める割合が過去最高の30%に達した。

ゲーム事業縮小のバイトダンス、ゲームスタジオ2社をテンセントに売却

*2024年3月21日のレート(1元=約21円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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