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中国の半導体製造向けソフトウエアメーカー「賽美特科技(Semi-Tech)」がこのほど、シリーズC+で数億元(数十億円超)を調達し、上場手続きを開始した。
今回の出資者は成都高新策源投資集団(策源資本、 Orinno Capital )など。調達した資金は、海外展開の加速に充てる方針だという。同社は今回を含め、ここ3年で6回の資金調達を実施しており、これまでに華為技術(ファーウェイ)傘下の投資会社「哈勃科技投資(Hubble Technology Investment)」や深圳市創新投資集団(Shenzhen Capital Group)、比亜迪(BYD)、高瓴資本(Hillhouse Capital)などが出資している。
賽美特は上海に本社を置き、中国国内のほか、シンガポールやマレーシアに子会社を持つ。自社開発したコンピュータ統合生産(CIM)システムは、半導体や汎半導体産業向けに、効率的かつ安定的な生産管理サービスを提供する。すでに、12インチウエハを量産する複数の工場で検証済みだ。
今回出資した策源資本は、賽美特は中国の半導体向けCIMベンダーの中で、最も多くの技術者、最も充実した製品ライン、最も豊富な12インチ生産ラインをそろえたシステムソフトウエアメーカーだと説明。同社が海外の「技術封鎖」を打ち破り、国産品への代替プロセスを加速させたと評価した。
*2024年3月21日のレート(1元=約21円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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