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中国家電大手の美的集団がこのほど発表した2023年12月期決算は、売上高が前年比8.2%増の3720億3700万元(1元=約21円)、純利益が14.1%増の337億2千万元となり、いずれも過去最高を更新した。
国内、海外事業とも好調だった。売上高は国内が10%近く増の2211億元、海外が6%近く増の1509億元となった。
消費者向け事業では、北京奥維雲網大数据科技(AVC、奥維雲網)のデータによると、家庭用エアコン、電子レンジ、卓上型オーブン、電気暖房機、扇風機、電磁調理器、電気ポット、エアフライヤーの8品目のシェアは、国内のオンライン、オフライン市場でいずれも業界第1となった。
企業向け事業の潜在力も引き出されつつあり、業績を伸ばす第2のエンジンに成長した。新エネルギー・工業技術関連の売上高は29.0%増の279億元、ロボット・自動化関連は12.0%増の311億元、スマート建設テクノロジー関連は14.0%増の259億元だった。
同社は世界に子会社約200社、研究開発センター33カ所、主要生産拠点40カ所を構える。従業員数は19万人を超え、200以上の国と地域で事業展開している。(新華社北京)
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