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大規模言語モデル(LLM)の開発に取り組む中国の人工知能(AI)ユニコーン「MiniMax」は4月17日、1兆パラメータ規模のMoE(Mixture of Experts)モデル「abab 6.5」シリーズをリリースした。従来のモデルと比べ、複雑なテキストを処理する能力が大幅に高まっている。
abab 6.5シリーズは、「abab 6.5」と「abab 6.5s」の2種類からなる。abab 6.5は、1兆パラメータで20万トークンのテキストを処理できる。abab 6.5sはより効率的な処理が可能で、約3万字の長文テキストを1秒以内で処理できるようになる。
同社はパートナー企業と協力し、abab 6.5をカスタマーサービスやライティング、翻訳などに活用する方法を模索し、より便利で効率的なサービスを提供していく方針だという。
MiniMaxは、中国AI大手の商湯科技(センスタイム)の元幹部が2021年に設立した企業で、テキスト・音声・画像に対応した高度なマルチモーダルAI技術を備えている。24年3月には、アリババグループから6億ドル(約930億円)超を調達し、評価額が25億ドル(約3900億円)を超えた。
*2024年4月24日のレート(1ドル=約155円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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