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中国上海市の上海城投環境(集団)がこのほど行った「ゼロウェイストシティー(廃棄物ゼロ都市)」建設推進・ゴミ分別5周年をテーマとしたイベントで、同市の生活ゴミ分別・運搬・処理「スマート物流」システムの本格稼働が明らかになった。
2019年1月、同市人民代表大会で「上海市生活ゴミ管理条例」が成立、同年7月1日から施行され、同市は中国初の生活ゴミ分別全面的実施都市となった。21年には、同社が生活ゴミのコンテナによる運搬・処理について業務全体のプロセス再構築、最適化を行い、「スマート物流」システムの構築を進めた。3年にわたりアップグレードを繰り返し、同システムはほぼ完成した。
同システムは、従来のシステムと比較して、バラ積み車の事前感知、車両スマート認識、コンテナ車の事前スケジューリングなどの機能が追加され、中継施設の運用効率とコンテナの回転率が効果的に向上した。中継施設の管理システムは独立したサブシステムとして、同市各区レベルの中継施設にも拡張、複製できる。
コンテナ水運の精細化において、同システムは初めて国際港埠頭、船団管理のデジタル管理方式を導入、スマート認識、指令、指示に基づいて、生活ゴミの分別、積載・輸送、正確な配送、精細な処理を確実に保証し、コンテナ番号の認識精度を100%に向上させた。
最終処理段階では、システムは各最終処理段階の供給計画に応じて、物流全体の組織を改善し、最適な配送を実現、最終処理施設、設備の運用効率を向上できる。台風、故障などの突発的な事態が発生した場合、事前に評価、警告し、予め用意された複数の作業シーンテンプレートに基づいて、運搬・処理の高度な協調を実現できる。 (新華社上海)
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