世界自動車販売、中国勢のシェアが34%に:24年4月

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中国の全国乗用車市場情報連合会(CPCA)の崔東樹・事務局長は5月31日、2024年4月の中国自動車メーカーの世界シェアが34%だったと発表した。4月の世界自の動車販売台数は前年同月比3%増、前月比15%減の700万台、1〜4月は前年同期比4%増の2836万台だった。

4月は世界の自動車販売が伸び悩むなか、中国市場の回復が目立った。中国大手の吉利汽車(Geely Automobile)や長安汽車(Changan Automobile)などが販売台数を伸ばす一方で、トヨタ自動車や韓国の起亜自動車(Kia Motors)などその他のアジア勢は相変わらず振るわなかった。

崔によると、ここ2年の世界的な半導体不足は、中国市場にはさほど影響せず、それが追い風となり自動車輸出も大きく伸びた。中国自動車メーカーは巨大な世界市場の需給ギャップを埋め、またとない業績拡大のチャンスをつかんだ。一方、EVシフトに乗り遅れた一部の世界大手は、販売台数の減少が続いている。

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(36Kr Japan編集部)

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