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人工知能(AI)を創薬に活用する中国のスタートアップ企業「剤泰医薬(METiS)」がこのほど、シリーズCで1億ドル(約160億円)を調達した。中金資本(CICC Capital)傘下のファンドが主導し、中国太平保険集団(China Taiping Insurance Group)傘下の太平香港保険科創基金も出資した。資金は、AIによる薬物送達プラットフォームの構築と自社開発した新薬候補の改良に充てられる。
剤泰医薬は2020年に設立され、AIを活用した正確な薬物送達と創薬に注力してきた。これまでに、紅杉中国(Hongshan、旧セコイア・キャピタル・チャイナ)や国寿股権投資(China Life Private Equity Investment)などから累計約3億ドル(約480億円)を調達している。
すでに、AIを活用した核酸送達システム設計プラットフォーム「AiLNP」、mRNA配列設計プラットフォーム「AiRNA」、低分子医薬品設計プラットフォーム「AiTEM」を自社開発したほか、既存の薬物送達プラットフォームと生成AI技術を基に、脂質に特化した言語モデル「METiS Lipid LM」と生成モデル「PhatGPT」も開発している。
*1ドル=約161円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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