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英国のコンピューター科学者で、人工智能(AI)スタートアップの「Stability AI」と「Schelling AI」の共同創業者であるエマド・モスタク(Emad Mostaque)氏が7月10日、X(旧ツイッター)に「中国は1億台、そして10億台のロボットを保有する最初の国になるだろう。誰も予測していなかったことだ」と投稿した。
中国のロボットの未来に対するこの大胆な予測を受け、米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は「将来的には人間よりもロボットのほうがはるかに多くなるだろう」と反応した。
マスク氏は6月、人型ロボットの数はいずれ人間を上回り、人間対ロボットの比率が1対10に達する可能性すらあるとの見方を示していた。
米半導体大手NVIDIA(エヌビディア)のジェンスン・フアン(黄仁勲)CEOも6月、メディアの取材に応じ、人型ロボットは将来的に自動車と同じくらい普及する可能性があると指摘。ロボット技術は今後2~3年で大きな課題を解決するとの予測を示した。これを受け、マスク氏は「彼ら(人型ロボット)は自動車よりも10倍普及するだろう 」とコメントした。
マスク氏は4月に開いた決算報告の電話会議で、テスラの人型ロボット「Optimus(オプティマス)」が24年中に工場で「有益な」業務を遂行できるようになり、25年末までに市場に投入される可能性があると明らかにした。
(36Kr Japan編集部)
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