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中国スマートフォン大手の小米(シャオミ)はこのほど、同社初の縦型折りたたみスマホ「Xiaomi MIX Flip」を発表した。価格は5999元(約12万6000円)から。
MIX Flipでは、持ち運びやすさを重視し、軽さと薄さを極限まで追求した。重さはわずか192g、厚みは7.6mmで、折りたためば正方形に近い手のひらサイズになる。米アップルの「Phone 15 Pro Max」よりは19g軽く、幅は2.7mm小さい。
折りたたんだ状態でも使える外側の多機能ディスプレーは4.01インチ、内側のディスプレーも6.86インチと十分な大きさだ。独ライカと共同開発した5000万画素のメインカメラと望遠カメラに加え、3200万画素のインカメラを搭載。机などに置いて安定した状態で撮影できる上、デジタルビデオカメラ(DV)モードも利用できる。このほか、AIとカメラ向けの画像信号プロセッサ「ISP」を組み合わせた「Xiaomi AISP」などのAI機能が、より良い撮影体験を可能にする。
MIX Flipには、シャオミ独自のAIアシスタント「小愛同学(Xiao AI)」の改良版も搭載。小愛同学と対話しながら、パワーポイントやPDF、ドキュメントなどの作成だけでなく、描画や編集も手軽にできる。さらに、リアルタイムの文字起こし、発言者の自動識別、録音した音声の要約機能も実装されたため、仕事や生活により便利に役立てられるようになった。
現在のところ、まずは中国国内向けに発売される模様だが、海外では欧州市場に投入されるとの情報もある。
*1元=約21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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