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パリ五輪は3日、バドミントン女子ダブルスの3位決定戦が行われ、日本の松山奈未、志田千陽組がマレーシアのペアを2-0で下し、銅メダルを獲得した。試合が進むにつれ、志田はその可憐な容姿と卓越した技術から瞬く間に人気となり、中国の交流サイト(SNS)上で「志田千陽ブーム」を巻き起こした。
志田の試合での素晴らしいパフォーマンスは中国のネット上で話題をさらった。準決勝の試合後、コートで志田が涙を流す動画がSNSで拡散されると「オリンピックの準決勝の舞台に立った彼女は既に世界トップクラスの選手なので、そんなに悲しむ必要はない」など慰めのコメントがあふれた。
あるユーザーは中国の動画投稿アプリ「抖音(ドウイン)」で「志田選手は技術が高く容姿も美しい。大会中のパフォーマンスは注目を集め、決勝には進めなかったが優雅で自由なプレースタイルと魅力的な笑顔は多くの人を引き付けた。涙も笑顔も彼女の全てが、粘り強さと他者への敬意というオリンピック精神を表している」と称賛した。
多くのネットユーザーは、志田が高い人気を得ている理由は美しい容姿だけではなく、優れたプレー技術と実力、上品な雰囲気が備わっているためだとみている。
志田はかつてメディアの取材を受けた時、いつも多くの中国のファンが試合に駆けつけてくれ、特に苦しい時には中国語で名前を呼んで応援してくれると語っている。
抖音(ドウイン)や動画配信大手の嗶哩嗶哩(ビリビリ)で試合中のさまざまな動画が注目を集める一方、準決勝で中国ペアと対戦した直後に志田が中国の譚寧(たん・ねい)が落としたラケットを拾うという心温まる動画も反響を呼んだ。ビリビリのあるユーザーは「とても可愛い彼女が大好き。コートでのチャーミングな振る舞いも最高。中国の選手にラケットを拾ってあげる気づかいはスポーツマンシップそのもの」と書き込んだ。
短文投稿サイト「微博(ウェイボー)」のユーザーは、「志田選手からはスポーツマンシップだけでなく、中日両国の文化的な理解を深め認め合う姿勢も見て取れる。国際大会の舞台で素晴らしいパフォーマンスを続けることを期待している」と投稿した。(新華社南寧)
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