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中国スマートフォン大手の小米(シャオミ)が7月19日に発表した折りたたみスマホ「Xiaomi MIX Flip」は、手のひらに収まるコンパクトさと軽さ、独自のAIアシスタント、そしてライカと共同開発した高性能カメラで話題を呼んでいる。
MIX Flipの人気を押し上げそうなのが、アクセサリとして発売したポータブルフォトプリンターだ。MIX Flipよりも少し大きめの本体をMIX Flipに接続すれば、45秒で2 x 3インチの写真シールを印刷できる。8種類のフィルター搭載で自由な加工も楽しめる上、ブルートゥースで接続すれば最大3人が同時に利用することも可能だという。アウトドアシーンでもアイドルの「推し活」でも、MIX Flipで撮った写真をその場ですぐに印刷して楽しめる。
価格は、プリンター本体、MIX Flipとの接続キット、裏面シールタイプの写真用紙の3点セットで499元(約1万円)と驚くほど手頃。しかも補充用の写真用紙は50枚で99元(約2000円)、1枚あたり1.98元(約40円)と格安だ。
公式ストアで発売されるやいなや、中国のネット上では「シャオミのポータブルフォトプリンターさえあれば、インスタントカメラが手頃に楽しめる!」と大反響が巻き起こった。このポータブルフォトプリンターが爆発的な人気を呼んだ理由は、シャオミ以外のスマホメーカーの機種にも対応していることだろう。発売初日には売り切れてしまい、SNSには「どこのショッピングサイトを探しても買えない…」「写真用紙すら手に入らない」といった声があふれた。
シャオミがフォトプリンターを発売したのは数年前に遡るが、MIX Flipとセット販売したことで人気に火がついた形だ。雷軍CEOも予想外の人気爆発に驚いているという。
*1元=約21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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