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米電気自動車(EV)大手テスラの上海ギガファクトリーで10月11日午後6時、300万台目の完成車がラインオフした。300万台目となったのは、SUV(多目的スポーツ車)の「モデルY」。
テスラの2024年1~9月の累計納車台数は約130万台だった。中国乗用車協会(CPCA)によると、上海ギガファクトリーの納車台数は67万5000台で、全体の過半数を占めた。
テスラは24年3月、世界で初めてEVの生産台数が600万台を突破した。うち上海ギガファクトリーが約半分の生産能力を提供している。また、これまでに上海ギガファクトリーで生産した車両300万台の3分の1は、すでに欧州やアジア太平洋地域などに輸出されている。9月28日時点で、上海ギガファクトリーの輸出台数は累計100万台を突破した。ちなみに、オーストラリア市場で販売されているモデル3とモデルYは、すべて上海ギガファクトリーで生産されたものだという。
現在のところ、上海ギガファクトリーはテスラ最大の完成車工場となっており、サプライチェーンの現地化率は95%を超え、従業員の99%を中国人が占めている。
(36Kr Japan編集部)
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