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中国最大のディスカウントショップチェーン「好特売(ホットマックス、HotMaxx)」がこのほど、2025年春に日本進出すると発表した。日本法人として「HotMaxxJapan株式会社」を設立し、大阪にオフィスを構えている。
ホットマックスは2020年に設立され、期限切れ間近の商品を手頃な価格で販売し、中国国内で急成長している。北京・上海・深圳を含め100以上の都市で約1000店舗を展開している。中国の「短期間消費品満足度調査2024」のディスカウントストアチェーン部門では第1位を獲得している。
ホットマックスの最大の魅力は、なんといっても圧倒的な価格優位性だ。世界の著名ブランドの食品・日用品を市場価格の50%、70%、最大90%オフで購入できるという。この驚くほどの低価格は、ホットマックスと世界の数多くのメーカーやサプライヤーとの緊密な協力関係によって成り立っている。専門のサプライチェーンシステムを通じて、賞味期限間近の商品や季節外れの商品などを低価格で仕入れ、コストを削減した分だけ割安な価格で提供できる。
日本ではこのところ値上げラッシュが続き、多くの消費者が頭を抱えている。その中で日本進出を決めたホットマックスは、ベストなタイミングかもしれない。しかし、日本では100円ショップ、ディスカウントストア、アウトレットモールなどの店舗がすでに激しい価格競争を繰り広げている。ホットマックスは、たびたびドン・キホーテをベンチマークしているとメディアで紹介されてきた。同社がディスカウント小売業界で歴史のある日本でどう「先輩たち」に挑戦していくのか、今後も注目したい。
(36Kr Japan編集部)
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