中国のロッククライミング産業の発展に勢い、愛好者数急増

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中国ではここ数年、ロッククライミングが若者に好まれる新しい休みの過ごし方になっている。データによると、愛好者数は過去10年で50倍に増加し、国内のロッククライミング産業も急成長期を迎えている。 

国家体育総局登山運動管理センターの2023年のデータによると、全国のロッククライミング愛好者数は12年の約1万人から23年には50万人以上に急増した。「中国アウトドアスポーツ産業発展報告(2023~24)」によると、口コミ情報の豊富なアプリ「小紅書(RED)」では19~23年の間に、ロッククライミング関連の年間投稿数が約31倍に増えた。

ロッククライミングブームが盛り上がりを見せる中、国内のロッククライミング産業の生態系も充実化と規模拡大を続け、多くの企業が続々と進出している。中国の企業情報サイト「企査査」のデータによると、現時点で国内のロッククライミング関連企業数は1万500社で、特に23年は登録数が前年比37.0%増の2299社に上った。今年の新規登録数はすでに1999社を数え、業界の発展は上向き基調を維持している。

国内のロッククライミング産業には中小企業が目立つという特徴が鮮明なことも明らかになった。具体的には、設立年数が1~3年の企業は31.8%で最も大きな割合を占めた。登録資本金が100万元(1元=約21円)以下の企業は39.0%と大多数を占め、100万~200万は22.7%だった。【新華社上海】

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