「宙返りロボット」の開発者が率いる中国Lumos、エンジェルラウンドで累計40億円調達 人型ロボット量産へ

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人型ロボットを開発する「鹿明機器人(Lumos Robotics)」がこのほど、エンジェルラウンドで2回目の追加調達を実施した。出資者は復星鋭正(Fosun RZ Capital)や徳馬科技(Damon Technology)など。エンジェルラウンドでの累計調達額は約2億元(約40億円)に達した。

Lumos Roboticsは2024年に設立され、人型ロボットの開発・販売などに注力し、産業、物流、サービス、医療などの分野への活用拡大を目指している。

創業者の喻超氏は清華大学を卒業し、エンボディドAIの開発や産業化で10年近い経験を積んできた。過去にはスマート家電メーカー「追覓科技(Dreame Technology)」の人型ロボット部門責任者を務め、世界初となるバックフリップ(後方宙返り)可能な電動人型ロボットを開発した。

2025年初めには、等身大の人型ロボット「LUS」を発表。すでに一体型関節や高精度エンコーダー、視触覚センサーなど中核部品の自社開発に成功している。LUSは量産の前段階に入っており、年内に量産・出荷が実現する見込み。また、近く視覚・言語・行動に触覚を加えたロボット向けVTLA(Vision-Tactile-Language-Action)モデルを発表する予定だという。

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(36Kr Japan編集部)

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