中国の調査会社「点点数拠」によると、2025年5月の世界のAIアプリのダウンロード数（予測値）は、前月比16.4％減の2億8000万回だった（App StoreとGoogle Play、重複ダウンロードは含まない）。

1〜5位は、オープンAIの「ChatGPT」、グーグルの「Gemini」、「DeepSeek」、バイトダンスの「豆包（Doubao）」、愛詩科技（AIsphere）の「PixVerse」の順で、全体の51％を占めた。ChatGPTのダウンロード数は全体の32％と前月の27％からさらに上昇し、他を大きく引き離した。その他の4アプリの割合は4～6％にとどまった。

月間ダウンロード数は、ChatGPTが前月比0.5％減の9045万回、Geminiが14.9％増の1707万回。DeepSeekは11.7％減の1307万回と明らかに伸びが鈍化した。

中国本土でのAIアプリのダウンロード数（App Storeのみの予測値）は、前月比5.6％減の2884万3000回だった。1〜5位は、豆包（全体の21％）、バイトダンスの「即夢AI」（17％）、アリババグループの「誇克（Quark）」（16％）、DeepSeek（15％）、テンセントの「元宝（Yuanbao）」（6％）の順で、これら5つのアプリだけで全体の75％を占めた。

（36Kr Japan編集部）