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中国の高級ベビー用品ブランド「BeBeBus(ビービーバス)」を展開する布童物聯網科技がこのほど、香港証券取引所に目論見書を提出した。
BeBeBusは2019年に設立され、当初はベビーカーやチャイルドシート、ベビーベッド、ベビーダイニングチェアを中心に展開して急成長を遂げた。現在はスリーピングバッグや枕、哺乳瓶、紙おむつ、ウェットティッシュなども取り扱うようになり、親子での外出・就寝・食事・衛生管理用品を網羅するブランドに成長した。
折りたたむとスーツケースのような形になるベビーカー、そして卵の殻を思わせるチャイルドシートとダイニングチェアなど、デザイン性の高い製品がSNSで紹介され、人気に火がついた。2024年9月末にはオンラインプラットフォームの会員数が200万人を突破している。
売上高は22年が5億700万元(約110億円)、23年が8億5200万元(約180億円)、24年が12億4900万元(約260億円)、25年1~6月が7億2600万元(約150億円)と順調に推移。売上高の柱はベビーカーなどの外出関連製品だ。純損益は22年に2120万元(約4億5000万円)の赤字を計上したが、23年には2720万元(約5億7000万円)の黒字となり、24年は5850万元(約12億円)、25年1~6月は4850万元(約10億円)の黒字となった。
注目すべきは、同社が複数の企業や投資機関とVAM(バリュエーション調整メカニズム)契約を締結し、2026年6月30日を期限とする適格上場を約定したことだ。期日までに新規株式公開(IPO)申請が成功しなかった場合や上場が実現しなかった場合は、契約に基づく償還条項が発動される。
*1元=約21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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