中国DeepSeek、年内に次世代モデル発表か 「R1」失速から反転狙う

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中国の人工知能(AI)スタートアップ「DeepSeek(ディープシーク)」は、高度なAIエージェント機能を備えた次世代AIモデルで米OpenAI(オープンAI)に真っ向勝負を挑む構えだ。米ブルームバーグが9月4日、事情に詳しい関係者の話として伝えた。

次世代AIモデルは、ユーザーからの最小限の指示で複数のステップからなる複雑なタスクを実行でき、過去の行動に基づいて自律的に学習・改善する能力も備える。創業者の梁文鋒氏が開発の陣頭指揮を執り、今年10~12月期の公開を目指すという。

DeepSeekはこの報道内容について具体的なコメントを出していない。

中国DeepSeekの衝撃・創業者独占取材「中国AIがいつまでも米国の追随者であることはない」

DeepSeekは今年1月、オープンソースのAIモデル「R1」を発表し、業界に衝撃を与えた。8月末に次世代AIモデル「R2」を発表するとの情報もあったが、実際に発表されたのはR2発表までの「つなぎ」とみられる「V3.1」だった。

R1は、処理速度の遅さ、AIが事実と異なる回答をするハルシネーション、ユーザー離れなど、さまざまな課題を抱えている。中国の調査会社QuestMobileによると、4〜6月期の月間平均ダウンロード数は2258万9000回と1〜3月期の8111万3000回から72.2%も減少し、市場シェアも縮小し続けている。

中国富豪番付、DeepSeek梁文鋒が10位に急浮上 バイトダンス張一鳴が初の首位

(36Kr Japan編集部)

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