日産、世界市場での販売台数が激減 中国市場の成績は良いが衰退がとまらない

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世界の自動車市場が低迷している中、日本車は比較的に好調だった。しかし、日本の三大自動車メーカーのうち日産自動車は、トヨタやホンダと比べあまり理想な成績を作り上げていない。

日産が公表した最新の販売データによると、10月の日産自動車の世界販売台数は、前年同期比9.2%減の約40万6000台だ。1月から10月までの累計販売台数は約430万台で、前年同期比7.8%の減少だった。そのうち、欧州市場の販売台数が最も減少し、1月から10月までの販売台数は前年同期比19.7%減の約47万4000台となった。販売成績は一番良いのが中国市場で、10月に約13万9000台を販売され、前年同期比2.1%減少にとどまった。1月から10月までの販売台数は、わずか前年同期比0.6%減の約123万台だった。

今年の販売不振から脱却するため、同社は経営陣の再編を進めており、12月1日より新しい経営チームを起用する予定だ。同時に、日産・ルノー・三菱アライアンスは提携を強化するために、次世代型電気自動車(EV)の共通プラットフォームを開発する合弁会社の設立に関して合意したとのこと。

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