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中国発のロボット開発スタートアップ「松延動力(Noetix Robotics)」が10月23日、小型ヒューマノイド(人型ロボット)「小布米(Bumi)」を発表した。身長94センチ、体重約12キロとコンパクトながら、21以上の自由度を持ち、歩行や走行、さらにはダンスまでこなすという。
先行予約限定の販売価格は9998元(約22万円)とかなり手頃。業界初の1万元を切る高性能人型ロボットとあって、予約受付開始から3時間で200台以上が購入された。納品は2026年1~3月を予定している。

前世代の人型ロボット「N2」は身長120cm、体重30kgで、理論上の最高速度は秒速3.5メートル。4月に北京市で開かれた「人型ロボット ・ ハーフマラソン大会」で準優勝し、一躍注目を集めた。
松延動力を創業した姜哲源氏は、現行のロボットは強靭さを重視しているため、介護や家事などの複雑な仕事には対応できないとしつつ、子どもの付き添いや学習支援などから家庭への導入が進むはずだと説明した。
技術の進歩とサプライチェーンの成熟に伴い、人型ロボットの価格は低下傾向にある。宇樹科技(Unitree Robotics)が2025年7月に発表した人型ロボット「R1」は、価格が3万9900元(約88万円)となっている。10月24日には高機動人型ロボット「Booster K1」を期間限定価格2万9900元(約66万円)で発売した。
松延動力は新製品発表の直後、新たに約3億元(約66億円)を調達したと発表した。
*1元=約22円で計算しています。
(36Kr Japan編集部・茶谷弥生)
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