中国EV市場で「首位BYDに陰り」、10月販売が44万台に減速
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中国自動車大手の比亜迪(BYD)は、2025年10月の新エネルギー車(NEV)の販売台数が44万1700台となり、前年同月比で12%減少した。依然として市場シェア首位を維持してはいるが、成長鈍化が鮮明となった。
1~10月の累計販売台数は前年同期比14%増の370万1900台だった。うちバッテリー電気自動車(BEV)が34.5%増の182万8500台と大きく伸びる一方で、プラグインハイブリッド車(PHEV)は2.7%減の182万7300台とほぼ横ばいだった。
ちなみに、競合の吉利汽車(Geely )は10月の販売台数が初めて30万台を突破し、BYDの背後に迫っている。
BYDのNEV輸出台数は、10月単月で8万3900台、1〜10月の累計は78万9000台余りとなり、中国最大のNEV輸出メーカーの地位を盤石にした。
中国汽車工業協会によると、10月の中国新車販売に占めるNEVの割合は51.6%となり、初めて5割を超えた。12月末でNEV購入税の免除政策が終了するのを目前に、駆け込み需要が発生する可能性があるという。
(36Kr Japan編集部・茶谷弥生)