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中国商務部電子商取引(EC)・情報化司の担当者はこのほど、中国のECが1~10月、消費の活性化と国民生活のサポート、近代的な産業体系の構築、ハイレベルな対外開放の拡大などで効果を発揮し、ビジネスの発展に新たな原動力を与えたと説明した。
国家統計局のデータによると、1~10月のオンライン小売売上高は前年同期比9.6%増となった。スマート製品やオンラインサービス、クイックコマース(即時配達)が特に好調だった。ビッグデータによると、人工知能(AI)搭載スマートグラスやスマートウォッチなどのウエアラブルデバイスのオンライン小売売上高は23.1%、オンラインサービスは21.0%それぞれ増加した。中でも、オンラインでクーポン購入してからの店内飲食は25.1%増え、利便性を求める消費に対応したクイックコマースの売上高は24.3%増となった。
企業向けECが産業のデジタル化、スマート化を支えた。企業支援マッチングが中小企業のデジタル化、フレキシブル生産能力を高めており、主要EC業者は企業向けECのマッチングを400回以上実施した。その結果、重点モニタリング対象の繊維製品、医薬品などのEC取引額はそれぞれ5.5%、3.4%増加した。
「一帯一路」共同建設国とEC分野での協力を深める「シルクロードEC」の恩恵を世界に広げることを目的とした36回のイベントは、中国の大市場を世界のチャンスとした。11月に上海で開催された「第8回中国国際輸入博覧会」期間中は、「シルクロード商品」EC月間をはじめ、「アフリカ良品」「東南アジア諸国連合(ASEAN)良品」「上海協力機構(SCO)商品」「BRICS(主要新興国)でショッピング」などの特別イベントが開かれ、EC業者とメーカー、国家パビリオン、実店舗が連携し、海外の良質な製品の輸入を促した。重点モニタリング対象のサイトでは、1~10月の輸入品の売上高が8.9%増加し、ウズベキスタンのあめ菓子は73.7%、タイのマンゴスチンは39.9%それぞれ増えた。【新華社北京】
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