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中国の3Dプリンターメーカー「拓竹科技(Bambu Lab)」とデジタルソリューション大手の「匯納科技(Winner Technology)」は共同で、深圳に超大型3Dプリント工場を建設することが明らかになった。稼働すれば、世界で最大規模の3Dプリンター工場となる。
匯納科技は、拓竹科技のFDM(熱溶解積層)方式3Dプリンターを段階的に大量調達する計画で、今年11月にはすでに5000台が同工場に搬入されている。26年3月までに計1万5000台を配備する見通しだ。

拓竹科技は本社を深圳に構えており、2020年11月に元DJIのドローン部門責任者だった陶冶氏によって設立された。造形速度、信頼性、コストパフォーマンスの優位性強みに、わずか数年で世界トップクラスのコンシューマー向け3Dプリンター企業へと急成長した。内部試算によると、世界の3Dプリンティングファーム(大量生産・試作を行う施設)の70%以上で拓竹科技の機器が採用されているという。
英調査会社CONTEXTによると、販売価格2500ドル(約39万円)以下のエントリーモデルの3Dプリンターの世界出荷台数は100万台を超え、前年同期比15%増となった。このうち、中国メーカーが市場全体の95%のシェアを占めており、市場を主導している。なかでも、創想三維(Creality)、拓竹科技、縦維立方(Anycubic)、智能派(Elegoo)などが、この分野の主要プレイヤーとなっている。
*1ドル=約155円で計算しています。
(36Kr Japan編集部・茶谷弥生)
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