センスタイム発ロボット新興「TengenX.AI」、双腕ヒューマノイドで産業現場に踏み込む

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産業用スマートロボットを手がける中国・深圳発スタートアップ「天元興科技(Tianyuanxing Technology;TengenX.AI)」がこのほど、エンジェルラウンドで弘徳投資、盛世鴻元、海願資本などから数千万元(数億~十数億円規模)を調達した。資金はエンボディドAIのエンドツーエンド制御技術の研究開発、人材採用、産業分野での大規模展開に充てられる。

天元興は2024年12月に設立。中国AI大手「センスタイム(商湯科技)」の産業用ロボット事業部を前身とする。主力製品は車輪型シャーシを採用した双腕型ヒューマノイドロボット「TX01」。産業用途向けに、搬送、ワーク投入・排出、精密組立、自動品質検査など複数工程への対応を想定している。最大可搬重量は100キログラムで、4〜8時間の連続稼働が可能だ。

センスタイムの産業用ロボット事業部を前身とする「TengenX.AI」

従来の産業用ロボットでは、ロボットアーム、ハンド、移動シャーシがそれぞれ独立制御されるケースが多かった。これに対し天元興は、移動シャーシと双腕を一体制御するアーキテクチャを採用。作業協調効率の向上と同時に、ハードウェアコストの削減も実現したという。TX01はすでに第2世代の試作機の開発を終えており、2026年には産業分野での本格導入が見込まれている。

同社はセンスタイム時代に蓄積した、車載電池大手の寧徳時代(CATL)や、欣旺達電子(Sunwoda)」などとの取引実績を背景に、設立初期段階から安定した受注基盤を確保している。今後は中国市場での導入拡大を進めるとともに、海外展開も視野に入れ、産業向けエンボディドAIの量産実装を加速する方針だ。

*1元=約23円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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