イーハンの空飛ぶクルマ、初の四半期黒字 中国で商業運航が本格始動へ

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

EXCITEのRSSに登録大企業注目記事

イーハンの空飛ぶクルマ、初の四半期黒字 中国で商業運航が本格始動へ

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

中国のeVTOL(電動垂直離着陸機;空飛ぶクルマ)メーカー「億航智能(イーハン)」がこのほど、2025年12月期の決算を発表した。売上高は、前年比11.7%増の5億950万元(約120億円)となった一方、純損益は2億3100万元(約53億1000万円)の赤字で、前年比ほぼ横ばいだった。

10~12月期の売上高は、前年同期比48.4%増の2億4380万元(約56億700万円)で、純利益は1050万元(約2億4000万円)を計上し、四半期ベースで初の黒字化を達成した。

航空機製品の年間納入数も過去最高を更新した。2025年の納入台数は221機となり、このうち主力機「EH216」シリーズが215機、長航続距離モデル「VT35」が5機だった。

空飛ぶクルマの商業化、固体電池の活用が鍵に 中国勢が試験搭載

同社は、中国初となる有人無人航空機の運航合格証(OC)を取得して以来、広東省広州市の本社拠点および安徽省合肥市の駱崗公園で、約1年間にわたる試験運用を実施した。運航管理や安全基準などに関する検証を終え、今年3月中にも、両拠点で「EH216-S」型機を用いた商業運航(一般客向けの低空観光飛行サービス)を正式に開始する予定だ。

海外市場では、タイ当局による最終承認を経て、同国初となる無人eVTOLの商業運航ライセンス取得を見込んでいる。また、日本やカタールなどでも型式証明取得や事業化に向けた取り組みを加速させている。

空飛ぶクルマ、自動車の量産技術で低コスト化 広汽傘下eVTOL新興の勝算

(36Kr Japan編集部)

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

次の一手をひらくヒントがここに。

会員限定ニュース&レポートをお届け。