中国Hello、ロボタクシー事業で約160億円調達 27年に1万台配備へ

中国のシェアモビリティ大手「哈囉(Hello)」のロボタクシー事業はこのほど、約1億ドル(約160億円)を調達した。調達後の企業評価額は約30億ドル(約4700億円)に達するという。出資は上海国投先導基金(SSCILF)が主導し、閔金投(MinJin Investment)や創世伙伴創投(CCV Capital)も参加した。

調達した資金は技術開発などに充てられる。具体的には、1万枚規模のGPUクラスター構築、アリババクラウド「Qwen」チームと共同開発した100億パラメーター規模のモデル「道馭」をはじめとするエンド・ツー・エンドの自動運転大規模モデルの改良。さらに、データ収集からアノテーションの自動化、クリーニングまでをカバーする高品質なデータサプライチェーンの整備を進める方針だ。

Helloのロボタクシー事業の運営主体は「造父智能科技(Zaofu Intelligent Technology)」だ。アリババグループの金融会社アント・グループ、車載電池大手の寧徳時代(CATL)とHelloの3社が2025年6月に共同出資で設立した。同社は、自動運転レベル4の技術開発と事業化に注力する。その後、アリババグループも同社に対して戦略投資を行っている。

中国のロボタシー市場には百度(Baidu)の「蘿蔔快跑(Apollo Go)」、小馬智行(Pony.ai)、文遠知行(WeRide)、滴滴出行(DiDi)の自動運転部門などが参入している。後発のHelloは量産と商業展開を加速させている。7月には初の量産L4車両「HR1(Hello Robot 1)」をラインオフ、100台以上を生産した。広州や常州などで自動運転テストの許可を取得し、さらなる都市への展開を進めている。

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Helloは26~27年にかけて、10以上の主要都市でロボタクシー事業の展開を進め、海外市場では3~5カ国へ進出する計画だ。また、27年中に1万台のロボタクシーを配備する目標も掲げている。

*1ドル=約157円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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