折りたたみiPhone発表、ライバルに追い風か ファーウェイ「販売76%増」
中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の余承東(リチャード・ユー)上級取締役は、米アップル初の折りたたみスマートフォン「iPhone Duo」の発表後1週間で、自社の「Pura X Max」の販売台数が76%増加したと明らかにした。9月29日の国際メディア向け座談会で述べたもので、同社は10月6日に海外向けX公式アカウントで概要を公開した。比較対象や具体的な台数は示していない。
折りたたみスマホ市場では、サムスン電子やファーウェイが先行してきた。アップルは今年9月9日に「iPhone Duo」を発表。中国では10月16日に予約受付を開始し、23日に発売する予定で、価格は1万5999元(約38万円)から。
Pura X Maxは、画面を開くと横長になる折りたたみスマホで、今年4月に発売。余氏によると、発売から数カ月で累計販売台数は100万台を超えた。横長型の折りたたみスマホはファーウェイが先駆けて開発したとしている。
同社は昨春、より小型の「Pura X」を投入した。当初は同時に設計した大型版のPura X Maxも同時に発売する予定だったが、独自OS「HarmonyOS」のエコシステム構築に多くのリソースと労力を投入したため、発売を延期したという。
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余氏は、同業の参入を歓迎し、健全な競争がより多くのユーザーに折りたたみスマホを選ぶよう促すとの見方を示した。販売増加の理由については、消費者が自社製品をより好んだ可能性に言及したが、詳しい分析は示していない。
また、ファーウェイが中国の折りたたみスマホ市場で75%のシェアを占めると説明した。一方、調査会社カウンターポイント・リサーチは、2026年の世界の折りたたみスマホ出荷台数で、アップルが25%のシェアを獲得し、サムスン(38%)に次ぐ2位になると予測している。ファーウェイは22%で3位となる見通しだ。
*1元=約24円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)