世界のガソリン車販売、初の5割割れ 中国で26%減

日本経済新聞が自動車データ会社Mobility Globalのデータを分析したところ、2026年上半期(1~6月)の世界のガソリン車販売台数は前年同期比10%減の2025万台となり、新車販売全体に占める割合は49%に低下した。自動車が普及した1920年代以降、初めて5割を下回ったとみられる。比率は前年同期から3ポイント、21年の73%から24ポイント低下した。同期間の世界全体の自動車市場は約5%縮小しており、純ガソリン車の減少率は市場全体のおよそ2倍だった。

ここでいうガソリン車は、ハイブリッド車(HV)などの電動車を除く、ガソリンエンジンのみで走行する車両を指す。なお、集計対象には一部の大型車を含まない。

地域別では、中国のガソリン車販売が前年同期比26%減となり、最大の落ち込みを記録した。欧州も13%減少した。中東情勢の緊迫化による原油価格上昇に加え、燃料供給への不安もあり、一部の購入需要が維持費の安い車種へ移行したと指摘されている。

一方、世界の電気自動車(EV)販売台数は12%増の687万台となり、市場シェアは17%に上昇した。HVは10%増の727万台で、シェアは18%だった。

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EVの伸びは主に中国・北米を除く市場がリードした。欧州では32%増の181万台となった。欧州自動車工業会(ACEA)によると、欧州主要31カ国では、EVの販売台数が上半期ベースで初めてガソリン車を上回った。東南アジアではEV販売が81%増の35万台、大洋州では前年同期の2.2倍となる11万台に拡大した。

中国は引き続き世界のEV販売の約半分を占めたものの、1月からEV向け税制優遇が縮小された影響で、販売台数は3%減の344万台となった。北米では、米トランプ政権が優遇策を取りやめたことを受け、EV販売は15%減少した。

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*1ドル=約157円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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