「泰徳製薬」とAIベンチャー「インシリコ・メディシン」が提携、AI技術でがん治療の製薬に応用

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「泰徳製薬」とAIベンチャー「インシリコ・メディシン」が提携、AI技術でがん治療の製薬に応用

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北京の製薬会社「泰徳製薬(Tide Pharmaceutical)」と、香港に拠点を置きAIを活用した新薬開発を手がけるベンチャー企業の「インシリコ・メディシン(Insilico Medicine)」が、3月17日戦略的パートナーシップ協定を締結したと発表した。AI技術を製薬に応用し、共同でがん治療のプロセスを加速させるのが狙いだ。

泰徳製薬は「中国生物製薬(Sino Biopharmaceutical)」の子会社で、主に心血管、呼吸器、がん治療や疼痛管理の分野で革新的医薬品や特殊製剤を研究開発している。同社が線維性疾患治療用に開発したファースト・イン・クラス(画期的医薬品)の低分子医薬品が米国でフェーズⅠの臨床試験段階にあるほか、同国ですでに承認済みおよび申請中のジェネリック医薬品を多数有する。

インシリコ・メディシンは2015年以来、AI技術である敵対的生成ネットワーク(Generative Adversarial Networks;GAN)と強化学習(Reinforcement Learning;RL)の手法を応用し、世界で初めて新薬候補となる新たな分子化合物を特定した。この技術は、既知の標的分子による新薬の開発と、未知なる候補分子の発見、両方に役立つ。同社は2019年9月に、シリーズBで3700万ドル(約40億円)の調達を発表した。

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