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IT大手のバイドゥ(百度)が出資した、中国もっとも有名なQ&Aサイト「知乎(Zhihu)」は2020年2月時点、課金ユーザーが昨年同期より4倍増になったことを発表した。また、「全民読書計画」をリリース、「塩選会員」(厳選会員の意。中国語で「塩」と「厳」は同音)サービスで1千冊以上の本を無料開放し、ユーザーにより多くのコンテンツとサービスを提供している。
同社のQ&Aプラットフォームとは異なり、この「塩選会員」はコミュニティーをベースとしたハイクオリティデジタル閲覧プラットフォームと位置付けている。現在同社はユーザーに、2000本余りの会員向けの特別コラム、1万件近くの知乎ライブ、3万4000冊の電子図書と講義コンテンツ、約1万1000冊の国内外の雑誌を含む5万7000余りの知識系サービスコンテンツを提供している。
解説
知乎は初期段階では登録紹介制を導入しており、業界の専門家を導入したことで商品のクオリティーを上げ、真摯に質問に答えるという雰囲気作りをしてきた。登録ユーザー数が増加するに伴って、知乎はQ&Aからコンテンツプラットフォームへ格上げし、会費徴収、知識のビジネス化、出版収益、広告などの多角的ビジネスシーンを構築した。知識系課金とコンテンツコミュニティがうまく合致したこともあって、プラットフォームの課金ユーザーが急成長した。
※本記事は「中国商業新聞CBNS」の提供です。
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