中国の国有系電力会社「国家電網上海市電力公司（State Grid Shanghai Municipal Electric Power Company）」が、上海市で2020年、3000台余りの電気自動車（EV）用各種充電設備を新設するために投資を行う計画を表明した。主な市街地では2キロごとに充電設備を置く急速充電サービスエリアの構築を行い、高速道路の全サービスエリアに充電ステーションを設置する。充電設備とEV保有台数との比率についてのデータでは、上海は「1.07」、つまり1台の充電スタンドにつきEV車が1.07台となっており、全国平均の「3.29」に比べて高い水準にある。