5Gで経済けん引、キャリア大手の中国移動 香港で5Gサービスを開始

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中国通信キャリア大手の中国移動(チャイナモバイル)は4月初め、香港で5Gサービスを開始し、5Gプランを打ち出すと発表した。香港で個人および企業向けに5Gネット体験を提供する初めてのプロバイダーとなった。

中国移動が発表した声明によると、初期段階で打ち出した5Gネットサービスの範囲は、市街地、主なインフラおよびランドマーク的な建物を含む香港全体をカバーしている。現在、中国移動香港(CMHK)は香港で5G基地局500か所を建設、開通しており、主な市街地での5Gカバー率は90%以上となっている。中国移動、「中国電信(チャイナテレコム)、「中国聯通(チャイナユニコム)」という中国三大プロバイダーのこれまでの計画では、2020年時点の5G基地局は55万か所、そのうち中国移動が30万か所、また中国の地区レベル以上の市街地での5Gサービスを行うとなっている。

解説

新型肺炎の影響はいまだ収束していないが、中国の関連部門とプロバイダーは指導政策と実施計画を次々に打ち出しており、設備受注の争奪戦もそれに伴って加熱してきている。5Gの経済けん引力はかなり大きく、それ自身が科学技術類の新たなインフラであり、安定的な投資のけん引作用を担っている。その一方で5Gと特定業界が結びつくことで、よい多くの新たな5G応用シーンを生み出し、各シーンにおいて多くの情報消費需要も間接的にけん引するとみられる。

本記事は「中国商業新聞CBNS」の提供です。

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