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中国半導体大手、紫光集団傘下の長江存儲科技(長江メモリー・テクノロジーズ、YMTC
長江存儲科技は世界をリードするメモリー装置ソリューション企業で、清華大学の科学研究に依拠し2017年に中国初の国産3D NANDフラッシュメモリーの研究開発に成功している。同社はこの3年で32層から128層までたどり着いたとの見解を示した。標準レベルのSSDにまず応用されたあと、段階的に企業のサーバー、データセンターなどの分野で応用される。
解説
5G、AI(人工知能)のテクノロジーの発展は多元化されたデータメモリー需要の成長をけん引している。標準レベルのSSD容量が512GB以上になっていることで、QLCフラッシュメモリーの今後の見通しは明るい。コンサルタント企業GARTNERは、半導体需給関係も新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、2020年世界の半導体収益は0.9%下がるが、メモリー市場のNANDフラッシュメモリー収益は逆に40%増になると予測している。長江存儲の新技術はAI、機械学習などの読取り集約型アプリにはより適しており、今後企業側の市場がさらに開拓されると思われる。
※本記事は「中国商業新聞CBNS」の提供です。
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