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中国経済メディア晩点(Latepost)によると、中国自動車関連サービス大手の「車好多集団(Chehaoduo Group)」は、追加で2億ドル(約212億円)の資金調達を完了し、シリーズDにおける調達総額は17億ドル(約1807億円)に達したという。出資先はソフトバンク・ビジョン・ファンド(SoftBank Vision Fund)とセコイア・キャピタル・チャイナ(Sequoia Capital China)。
車好多集団は、中古車販売プラットフォーム「瓜子二手車(Guazi)」、新車販売プラットフォーム「毛豆(Maodou)」、自動車ファイナンスの「瓜子金融」、自動車メンテナンスの「瓜子養車」、自動車保険の「車好多保険」、レンタカーの「瓜子租車」など、自動車総合サービスを手掛けている。
同社はこれまでに総額33億ドルの資金を調達し、企業評価額は90億ドル以上となっている。投資家には、SVFやセコイア中国以外、経緯中国(Matrix Partners China)、今日資本(Capital Today)、テンセント(騰訊)、アリババ創業者ジャック・マー(馬雲)氏が設立した「雲峰基金」など多くのスターキャピタルが含まれている。
報道によると、今回の追加調達に関する動きは、昨年の第4四半期にすでに開始されたが、ソフトバンクグループがビジョン・ファンドにおける投資損失により、契約を完了したのは2020年3月で、入金完了したは2020年4月に延ばされたそうだ。
コロナショックで大きな打撃を受けている中古車業界にとって、今回の資金調達は意味の大きいものと見られている。これから、景気の回復が期待されていることになるだろう。
(翻訳・編集:Ai)
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