中国のスマート農業機器メーカー「豊疆智能（FJ Dynamic）」が、シリーズA1で「大湾区共同家园投资有限公司（Greater Bay Area Homeland Investments Limited）」から1億元（約15億円）以上を調達した。資金はスマート農業機器の大量生産と納入、グレーターベイエリア（粤港澳大湾区）における事業展開の強化に充てられる。

同社は2017年12月に設立され、主に農業分野向けのスマート化及びデジタル化ソリューションを提供し、農業、畜産業、ビッグデータ、産業用ロボットなどのセクターが設置されている。ビジネスモデルを見ると、同社は現在、製品の販売を中心とし、一部リースも行っている。また、同社は新疆、東北地域、湖北省、江蘇省など中国各地で業務を展開しているほか、欧州や日本など海外市場にも進出している。