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5月14日、ブルームバーグ社は関係者からの情報として、スポーツコンテンツおよびSNSプラットフォームを運営する「虎撲体育(HUPU Sports Media)」が、プレIPOラウンドで1億ドル(約107億円)を調達中と伝えた。本ラウンド開始前、虎撲の評価額は約7億ドル(約751億円)だったとのこと。また虎撲は、2020年末の米国上場を計画中であるが、香港上場も選択肢の一つに入っている可能性があるという。これに対し虎撲は「それに該当する計画は存在しない」とコメントした。
虎撲は、2004年1月、程杭CEOにより米シカゴで設立された。同社は設立からの16年間で、6度の資金調達を行っている。直近では2019年6月に、TikTokなど大人気サービスを展開するバイトダンス(字節跳動)から12億6000万元(約190億円)を調達し、資金調達後の評価額は78億7000万元(約1188億円)に達した。今回の資金調達より前、虎撲はA株上場に向けた目論見書を既に提出しているため、今回伝えられた米国上場のニュースについては疑念を抱かざるを得ない。先頃、程杭CEOはインタビューで、同社は現在上場指導期間に入っており、具体的な上場スケジュール表は無いと答えている。
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