米最大のフードデリバリーサービス「DoorDash」、米NY証取に上場へ

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ドアダッシュは11月13日、12月中旬にニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場すると発表した。1億ドル規模の資金を調達する予定。申請書類によると、ソフトバンクグループ傘下のファンドが筆頭株主であることがわかった。

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米国の人気フードデリバリーサービス企業「DoorDash(ドアダッシュ)」、シリーズHで4億ドル(約426億円)を調達した。リード・インベスターは「Durable Capital Partners」と「Fidelity」。今回の資金調達により、同社の最新評価額は160億ドル(約1兆7000億円)となった。2019年に発表された世界ユニコーン企業ランキングで、DoorDashは19位にランクインしている。

DoorDashは2013年に設立され、本社をサンフランシスコに置く。Andy Fang、Evan Moore、Stanley Tang、Tony Xu4氏により共同で設立されたが、創業者4名のうち3名が中国系である。米国内ではUber EatsやGrubHubなど多くの競合他社が存在しているが、DoorDashは45%の市場シェアを占めており、ライバルをリードしている。米国で新型コロナウイルスによるパンデミックが発生する中、宅配サービスへのニーズが急増し、DoorDashは4月に1800店以上のコンビニエンスストアと提携することを明らかにした。

また2020年2月、DoorDashは、米国証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)の登録届出書「フォームS-1」を非公開提出し、IPOに向けて始動したことを公表している。(2020年6月25日)

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