アリババ系医療サービス「アリヘルス」、増資で約1120億円調達へ

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アリババ傘下で医療関連のネットサービスを手がける「阿里健康(アリヘルス)」が、第三者割当増資を実施する意向であるとブルームバーグが報じた。1株あたり20.05~20.5香港ドルの割当価格で4億株を発行し、これにより調達する金額は最大10億6000万ドル(約1119億円)になる。この報道を受け、同社に対して事実確認を求めたが、回答は得られていない。

阿里健康が以前公表した2020年3月を決算月とする年次報告書では、3月31日の時点における同社の現金および現金同等物の残高は25億9500万元(約394億円)。純損失は前年の9180万元(約14億円)に対し大幅な縮小となる1570万元(約2億4000万円)で、調整後利益は前年の1億2200万元(約19億円)から114.8%増の2億6100万元(約40億円)であった。同社の株価は年初から8月4日の取引終了後現在までで、142.22%上昇している。

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