植物肉ブランド「Hey Maet」が約1500万円調達 レストラン市場を開拓

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中国の新興植物肉ブランド「Hey Maet」はこのほど、シードラウンドとエンジェルラウンドで約1000万元(約1500万円)を調達した。投資会社は「双塔食品(SHUANGTA FOOD)」、米シリコンバレーの「UpHonset Capital」、「天図資本(Tiantu Capital)」だ。今回調達した資金は主に技術開発、ラボラトリーの建設、チャネル開拓とブランド普及に充てる。

Hey Mateは2020年のコロナ後に設立された。ハンバーガーのパテ、ソーセージ、豚ひき肉、牛ひき肉、牛肉グロック、チキンナゲットなどの植物肉を消費者に提供している。

(画像提供:Hey Maet)

同社はカリフォルニア大学バークレー校の教授やマサチューセッツ工科大学など名門大の植物肉の専門家からの技術支援を受けており、チームの中心メンバーは多くがケロッグ、LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)、中国国内の食品メーカー会社など大手企業の出身者だ。創業者のChichi Hong(洪小霽)氏もベジタリアンとなって10年で、人造肉市場の視察のため、イスラエルの細胞培養肉と3Dプリント製肉メーカーおよび海藻タンパク肉の企業を訪問している。

2019年から「人工肉」のコンセプトがフードテック分野で注目されるようになり、中でも植物肉はコストが低く、原料が手に入りやすく、多品種を展開することから、急速に商業化が進んだ。

中国の植物肉産業は立ち上がったばかりで、製品はほとんどがあらかじめ包装されている。販路はもっぱらオンラインで、消費者が外食で口にする機会は少ない。同社は今後のターゲットを主にレストラン市場に定めている。飲食店を通すことで、中国人消費者の習慣に合った美食として提供することができるからだ。オフラインチャネルの開拓を目指し、現在複数のレストランブランドと話し合いを進めている。Hong氏によると、年末までに国内の1000店舗程度のレストランに納入する見込みだという。このほか、上海に研究開発のラボラトリーを建設する計画だ。

(画像提供:Hey Maet)

Hong氏は、「出資者である上場企業の双塔食品の生産能力を借りて、共同で中国の植物肉市場を開拓する予定だ。天図資本からも支援を得ており、市場と販路の開拓は順調にいくだろう。このほか、UpHonest Capitalの協力の下、米国の人造肉業界の状況把握に努め、海外市場進出への準備をするつもりだ」と話した。

UpHonest Capitalはこれまで米植物由来の素材を扱うスタートアップ3社に投資している。UpHonest にとって、Hey Maetは中国の植物肉企業に対する初めての投資となる。(翻訳・二胡)

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