オンライン医療「春雨医生」、数億円を調達 すでに医師63万人が参加

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オンライン医療サービスプラットフォーム「春雨医生(Chunyu Doctor)」を運営する「春雨天下軟件」が、シリーズEで数千万元(数億円)を調達した。リード・インベスターは「捜狗科技(Sogou Technology)」、コ・インベスターは「華新投資(InnoVision Capital)」「華錦基金(Huajin Fund)」。今回の資金調達は同社にとって7度目となる。

資金は、創業者の張鋭氏が2015年に提唱した「五芒星モデル」の実践に充てられる。五芒星モデルとは、「医師、患者、病院、医薬品および医療機器、保険」の5つのエンドポイントを連携させ、同プラットフォームを、医師と患者をつなぐものから、医療サービスエコシステム(医療、医薬品、保険など)を互いに結ぶものへと変容させることを企図したモデルである。

春雨医生によると、2020年8月時点で、プラットフォームには中国の医師63万人以上が参加しており、あらゆる診療分野を網羅している。登録ユーザー数は累計で1億3000万人を超え、相談件数のピーク値は1日あたり30万回を上回っているという。 また同プラットフォームには、バイドゥ(百度)、ファーウェイ(華為科技)、保険会社の「泰康(Taikang)」や「中英人寿保険(Aviva-Cofco)」など、700以上のパートナーからもアクセス可能である。

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