拼多多 アメリカでIPO申請 評価価格は300億ドルか
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6月28日、雑誌『中国企業家』は、ソーシャルECプラットフォーム拼多多(Pingduoduo)が、SECに、米国市場へ上場する旨の文書を提出するとの関係者筋からの情報を掲載した。証券引受業者は、ゴールドマン・サックス株式会社および中国国際金融株式会社である。
36Krがこのことについて拼多多(Pingduoduo)に公式見解を求めたが、回答は「ノーコメント」であった。
2018年4月、36Krは拼多多(Pingduoduo)が新融資獲得のニュースを独占報道した。融資金額は30億米ドルほどであり、投資会社はテンセント・ホールディングスや、セコイア・チャイナが含まれており、テンセント・ホールディングスがリード・インベスターとなる。融資提携後、拼多多(Pingduoduo)の評価価格は150億米ドル近くになる。また、『中国企業家』の記事によると、以前ある内部者から拼多多(Pingduoduo)の上場評価価格は300億米ドルに達することになると伝えていたとあるが、この情報はまだ証明されていない。
公開資料では、拼多多(Pingduoduo)はこれまでに4回融資提携を成功させており、テンセント・ホールディングスやセコイア・チャイナなどが何度も参加している。

公開されたデータによると、2017年、創立3年目の拼多多(Pingduoduo)のGMVは1,000億人民元(約1兆7,000億円)を超え、年末には一日の売り上げが京東(JD.com)を超えた。JIGUANG Data Instituteの発表する『2017年モバイルネット総括アプリランキング』の報告では、拼多多(Pingduoduo)は総合ECアプリケーション浸透率ランキング中第3位であり、唯品会(Vipshop)など老舗EC を引き離している。
またAnalsysのデータモニタリングによると、2018年1月、拼多多(Pingduoduo)のMAUは1.14億人、淘宝(Taobao)の4.25億人、京東(JD.com)の1.45億人に次いで、第二グループの唯品会(Vipshop)や蘇寧(Suning)を大きく超えている。
「拼多多(Pingduoduo)のスタイルは中国の国情に合っている。小規模都市、さらに農村さえも購買力は非常に高く、彼らは利益をがっちりと掴み、未来において成長するスペースは大きい。ましてや、テンセント・ホールディングスの戦略的投資のプロジェクトはすべてよい発展をするだろう」と、ある投資家が36Krに語る。「目の前の状況に照らすと、我々の最大の挑戦は外部からのものではなく、内部の管理と運営であり、サプライチェーンは量から質の向上が必要なのである」
拼多多(Pingduoduo)のソーシャルECのスタイルはテンセント・ホールディングスの方針に合っている。未来、テンセント・ホールディングスはパーフェクトなマイエコスタイルを用い、同時にEC分野での阿里巴巴(アリババ)の独占を牽制し、拼多多(Pingduoduo)の権益と投資をさらに拡大する可能性があると、この投資家は述べた。
美団点評(meituan)、京東(JD.com)、拼多多(Pingduoduo)はいずれもテンセント・ホールディングスにとって重大な戦略的関係を持つ。テンセント・ホールディングスが拼多多(Pingduoduo)へ権益と投資をさらに拡大するならば、トップ3の三大株主となり、拼多多(Pingduoduo)は前の両者の優勢を整合し、より大きなプライス・スペースを保有することになる。
「提携は合意する。テンセントが推し進めさえすれば」