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3月10日、シャオミ(小米科技)は2021年初の新型スマートフォン「Xiaomi Mi 10S」を発表した。Mi 10Sは2020年に発売された「Mi 10」から外観などに大きな変更点はないが、Mプロセッサがアップグレードされた。Mi 10ではクアルコム製「Snapdragon 865」を搭載していたところ、Mi 10Sでは「Snapdragon 870」を採用している。
今回発表されたMi 10Sの最大のセールスポイントはスピーカーの音質だ。シャオミグループ(小米集団)の常程副総裁の説明によると、Mi 10Sは本体の上下対称の位置に2つのスピーカーを配置したデュアル式の1216リニアスピーカーを搭載し、米オーディオ機器ブランド「ハーマンカードン(Harman Kardon)」の音響チーム「Golden Ear」が監修。本来のサウンドを最大限に再現でき、同機種は「シャオミ史上最高音質のスマートフォン」だと、常程氏は述べている。
バッテリーやカメラのスペックについては、Mi 10SとMi 10スタンダードモデルの間にほとんど違いはない。しかしMi 10Sの価格はMi 10より数百元(数千円)低めに設定されており、RAM8GB/128GBモデルが3299元(約5万5000円)、RAM8GB/256GBモデルが3499元(約5万8000円)、RAM12GB/256GBモデルが3799元(約6万3000円)となっている。
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