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新進気鋭のコスメセレクトショップ「WOW COLOUR」がシリーズAで5億元(約83億4000万円)を調達した。リード・インベスターは「創新工場(Sinovation Ventures)」、コ・インベスターは「IDGキャピタル」など。これまでに同社は、エンジェルラウンドで「高瓴資本(Hillhouse Capital)」とテンセント(騰訊)から資金を調達している。
2020年1月に設立されたWOW COLOURは、現時点で中国内外約300の美容・セルフケアブランドと提携しており、店内の取り扱いアイテム数は6000SKU以上にのぼる。
WOW COLOURは実店舗の展開を拡大すると同時に、顔認識技術およびビッグデータを活用し、会員システム、ECおよびソーシャルプラットフォーム、店舗のフルリンク、マルチチャネルトラフィックなどの展開を試みてきた。2020年末、同社のオンライン会員数は累計150万人を突破し、全SNSプラットフォームのフォロワー数は120万人に達した。
WOW COLOURによると、今後はローエンド市場への進出を計画しており、四、五級都市(比較的消費水準の低い地方都市)の消費者に新たな美容消費シーンを提供していくという。
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