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東南アジアにおけるネット配車やフードデリバリーサービスを提供する大手企業「Grab(グラブ)」が、特別買収目的会社(Special Purpose Acquisition Company:SPAC)「Altimeter Growth Corp」との合併による米ナスダックへの上場計画を発表した。
合併後の新会社の評価額は396億ドル(約4兆3100億円)で、SPACとの合併としては過去最大規模になる。この取引は今後数カ月以内に完了する見通しだ。新会社への出資者は「ブラックロック(BlackRock)」「フィデリティ・インベスメンツ 」「テマセク・ホールディングス」など。Grabは上場により最大45億ドル(約4900億円)を調達する。
Grabの上場により、ソフトバンクや配車サービス大手「ウーバー(Uber)」「滴滴出行(Didi Chuxing)」などの投資家は少なからぬ利益を得るだろう。関係筋の話として、Grabの上場で一番得をするのはソフトバンクかもしれないと報道するメディアもある。
ソフトバンクは2014年にシリーズDでリードインベスターを務めた後、各シリーズで毎回出資してきた。
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