BMWが対中投資拡大表明。華晨との合弁会社の持ち株比率75%に引き上げ

ブルームバーグの報道によると、独BMWは36億ユーロ(約4670億円)で華晨中国汽車との合弁会社「華晨BMW(華晨宝馬汽車)」の株式の25%を取得し、持ち株比率を75%に引き上げることで合意した。中国政府は自動車合弁の外資出資比率の規制を撤廃する方針を打ち出しており、BMWが初の事例となる。

また、BMWグループと華晨集団は合弁契約を2040年に延長することも発表した。BMWは生産増強のために、華晨に30億ユーロを出資。華晨BMWの生産能力は3ー5年後に年間65万台に拡大する見込み。

BMWのハラルド・クルーガーCEOは10日、李克強首相と面会し、対中投資の拡大を表明。「将来、世界中でBMWのEV『X3』が見られるようになり、それらはメイドインチャイナであるはずだ。中国は巨大な市場で、米国とドイツを足してもかなわない。また、当社にとって中国は巨大な市場にとどまらず、世界に向けた生産拠点だ」と述べた。

中国発展改革委員会は今年4月、5年後に自動車業界の外資出資規制を完全撤廃すると発表。BMWは華晨宝馬の持ち株比率を2020年に75%に引き上げる予定だ。


(翻訳・浦上早苗)

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