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中国のEV市場では、長きにわたり「NIO(蔚来汽車)」「小鵬汽車(Xpeng)」「理想汽車(Li Auto)」が「3強」として君臨し、その下で「哪吒汽車(NETA)」「零跑汽車(Leap Motor)」「威馬汽車(WM Motor)」などの新勢力が「中堅」として上位を狙うという構図が形成されていた。
この構図に今、変化が生じつつある。
このほど、EVメーカー各社が11月の新車販売実績を発表した。1万台を突破したのは4社で、トップは小鵬汽車で1万5613台だった。第2位は理想汽車で前月比5836台増の1万3485台、第3位は、前月第5位だったNIOで、1万878台を販売した。
注目すべきは第4位に入った哪吒汽車だ。前月10月の新車販売台数では、理想汽車やNIOを抜き、新興自動車メーカーの中で一躍2位となっていた。11月では順位は落としたものの、それでも新車販売台数は1万13台で、前年同期比372%増と、大幅な伸びを示している。
このほか、「中堅」グループの零跑汽車と威馬汽車の成績も悪くない。11月、零跑汽車は前年同期比236%増の5628台を、威馬汽車は同66.6%増の5027台をそれぞれ販売した。
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