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米アルファベット傘下の自動運転開発企業「Waymo(ウェイモ)」が、中国自動車大手の浙江吉利控股集団(Geely Holding Group)との提携を発表した。吉利傘下の高級EVブランド「Zeekr(極氪)」が、世界初のロボタクシーサービス「Waymo One」(ウェイモワン)に専用車両を提供し、米国での商業運転を行うという。この専用車両は、完全自動運転のロボタクシーサービス用としては世界初のモデルとなるとのこと。
吉利は、このモデルがZeekrの欧州開発センター(CEVT)によって設計、開発されたもので、Zeekrのスマートモビリティプラットフォームに基づく「SEA-Mアーキテクチャ」が採用されることを明らかにした。また、車両はZeekrのスウェーデン工場で設計、開発された後、Waymoの無人運転技術にマッチングされるという。
Waymoは約1年前から米国のアリゾナ州フェニックスで無人運転タクシーサービスを展開しており、すでに数千人ものユーザーにサービスを提供した実績を有する。
同社は、Zeekrとの提携により、無人タクシーサービス事業を拡大できる。それと同時に、吉利が米国市場に参入するための道筋をつけることにもなる。
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